IoT工房開所式を開催しました

 高知高専は、国立高等専門学校機構が実施する「KOSEN4.0イニシアティブ」の採択事業である「地域をフィールドとして展開するIoT技術教育」の展開のため、実施拠点となる「IoT工房」を学内に開設し、2月13日(水)に開所式を行いました。

 同事業は、学生がIoT技術を使って高知県の基幹産業である一次産業の現場の課題の解決に取り組むことを目指すもので、IoT工房には3Dプリンターや電子回路の試作用機材等の設備を導入し、課題を提供する産業界や行政機関の学外者等も、学生や教員と情報交換や試作を行う場として利用できるようになっています。
 開所式には、県関連機関のものづくりや一次産業に関係する部署、高知県IoT推進ラボ研究会に参加している民間企業等から約20名が参集しました。濵中俊一校長と高知県工業技術センターの河野敏夫研究企画課長の挨拶等の後、参加者は工房の見学を行い、IoT工房を使った協働教育の展開について意見交換を行いまいした。
 工房は今後、専門のコーディネーターによる課題調査で得られた情報も利用しながら使用される予定です。

 

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濵中校長(右)と河野高知県工業技術センター研究企画課長(左)

 

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IoT工房見学の様子
  2018/02/23   寮務主事室