ソーシャルデザイン工学科４期の１年生（１６６名）が、４月２５日から１泊２日の日程で室戸合宿研修に行ってきました。出発前日は冷たい雨が降っていましたが、当日の朝にはすっかり止み、二日間とも天気に恵まれた研修となりました。

　合宿研修1日目は、土佐山アカデミー事務局長の吉冨慎作氏を講師としてお招きし、高専生であった吉冨さんの体験談を通じて『高専卒業後のキャリアビジョンに関して考える』についてご講演いただきました。その後、当日発表するクラス混合グループ（20名程度）で目隠しマスゲームを実施し、集団のなかで自らがどのような役割を担うべきかについて考えることを通じて、チームビルディングの基礎を実践し学びました。また、レゴブロックを用いて作業を行う研修では、他者とイメージを共有することの難しさを体験しました。

　2日目は、キャリアデザインに関するグループでのポスター発表を行いました。研修当初、不安を抱えていた学生たちも寝食を共にし、グループワークを行う中で、たくさんの仲間と知り合い、協力し合う体制を作り上げていました。研修全般を通して、どの学生たちも真剣かつ楽しみながら「コミュニケーションの重要性」と「チームの成長」に何が必要なのかを学び取っていました。今後のクラスづくりや学校行事においても、一人一人の積極的な取り組みに期待しています。