8月24日，25日に山口県周南市に於いて徳山高専主管で全国高専大会のハンドボール競技が開催され，高知高専のハンドボール部が四国地区代表として

出場しました。その結果をご報告致します。

 

　まずは３チーム総当たりの予選リーグの結果です。
　初戦は近畿地区代表の奈良高専と対戦し，２９対１８で高知が勝利。さらに２戦目は中国地区代表の米子高専と対戦し，２７対１４で高知が勝利しました。

　これで予選リーグの第３ブロックで高知が１位となり，決勝トーナメントへの進出を決めました。
　決勝トーナメントへの進出は，平成16年の3位入賞以来の実に15年ぶりです。

 

　つづいて，決勝トーナメントの結果です。
　準決勝は，高知高専と第４ブロック1位の東北地区代表の秋田高専と対戦しました。その結果２７対１８で高知が勝利して決勝へと駒を進めました。
　決勝戦への進出も，平成11年に初優勝して以来の20年ぶりのことになります。

　決勝戦の相手は，本大会の開催校である徳山高専でした。決勝戦では，相手側の開催校ならではの圧倒的な応援の多さと，決勝戦の独特の雰囲気や緊張感のなかで，

スタートから単純なミスを連発し，ほぼ自滅状態で５対１１の大差を付けられて前半が終了しました。後半に入っても、一時は８点もの差で引き離されましたが，

徐々に本来のプレーが戻ってきて逆転しそうな勢いで連続得点をかさね，残り時間１分半で１点差にまで詰め寄りました。しかし，最後まで詰め切ることができず，

残り30秒で相手側に得点が入り，そのまま２点差で終了しました。その結果，１７対１９で惜しくも敗退し，準優勝となりました。

　前半のミスによる大量失点が悔やまれますが，終盤にかけて白熱した試合展開となり決勝戦にふさわしい素晴らしい試合だったと思います。

　

　今大会の全試合の結果は，次のURLで確認できます。
　　　　　https://www2.tokuyama.ac.jp/home/~sports19/kekka.html

 

　優勝は徳山高専，準優勝が高知高専，３位は秋田高専と国際高専でした。
　なお，優秀選手として決勝トーナメント進出チームから計７名(ベスト７）が選出され，高知高専からは４年生の竹内温大君と1年生の柴田昴明君の２名が

表彰されました。

 

　　

 

　今大会への出場に際しましては，先生方や事務の方々にいろいろとご尽力して頂き，ありがとうございました。
　また現地ではたくさんの保護者の方々やハンド部OBからの応援の声を頂きました。たいへんありがたく感謝申し上げます。
　さらに，中川コーチおよび森山コーチの日頃からの熱心なご指導のお陰で，このような成果が生まれたことに，厚くお礼申し上げます。　
　本大会を終えて，部としての次の目標が明確になったので，今後もその目標に向かって部員一丸となって頑張って行くことになります。

　これからも皆様の応援をよろしくお願い致します。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　（文責　ハンド部顧問中林）