専攻科生がサイバーセキュリティ分野の国家資格試験に見事合格

 専攻科2年(本科情報セキュリティコース出身)の公文裕太君が、サイバー攻撃から情報システムを守るサイバーセキュリティ分野の国家資格「情報処理安全確保支援士」試験に見事合格しました。

 情報処理安全確保支援士は企業・行政機関等からサイバーセキュリティ対策に関する相談に応じ、サイバー攻撃から情報システムを守るため必要な情報を提供・助言することを業としています。政府は2020年までに3万人超の有資格者の確保を目指すとしていましたが、2022年10月現在20,700人余りにとどまるとされています。同試験の水準は極めて高く、日本国内で実施される情報セキュリティ関係の資格試験では最難関にあたり、実務経験者であっても合格するのは難しいと言われています。暗号化技術やサイバー攻撃対策といった情報セキュリティの一般知識に加え、セキュアプログラミング、ネットワークといった要素技術も求められます。

 公文君は「これまで学んだ知見の集大成としてこの試験合格が証になる」と語り、「企業でこの資格を生かして活躍したい」と抱負を述べ、井瀬校長は「この成果を是非後輩に伝えてほしい」と期待を込めました。

 最難関試験に合格した公文裕太君、本当におめでとうございます。今後のご活躍を心からお祈り申し上げます。

 本校ではソーシャルデザイン工学科に全国の高専で唯一、情報セキュリティに特化して学べる「情報セキュリティコース」を設置しており、今後とも同試験合格者を多数輩出できるようセキュリティ人材養成を強力に推進してまいります。

       左から山田准教授、専攻科公文君、井瀬校長.jpg  

2022年11月、井瀬校長(右)へ報告した

公文君(中央)。山田准教授(左)。

 
       合格証書.jpg       合格報告会の様子.jpg
 合格証書  報告の様子

 

  2022/11/28   企画係