Mg(マグネシウム)で地球温暖化を防ごう! |
機械工学科 奥村研究室
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自動車の燃費を改善、地球環境にもお財布にもやさしい車!燃費を良くするためには、大きく2つ方法があり、1つは車を軽くすることです。乗用車より軽自動車のほうの燃費が良いですよね。そこで、鉄の 1/4.5,アルミニ ウムの 2/3 の重さであるマグネシウムを車に使用するための研究を行っています。車体重量を軽くすると、ガソリン自動車に限らず、電気自動車,燃料電池自動車でも走行距離が伸ばせます。 |
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どんなことをやっているの?まず、ものを設計する時に使う材料には、材料によって強さの基準があります。マグネシウム合金を 車に使用すると、「応力腐食割れ ( おうりょくふしょくわれ )」という腐食が生じる状態 ( 海風などの 塩分 ) で材料に力が加わると、その強さの基準以下で突然壊れてしまう現象があります。 そこで、「応力腐食割れ」が生じる原因を解明し、それが起こりにくいマグネシウム合 金の開発に結び付けていくことを考えていますが、まずは、腐食の進行と強さの関係につい て調べています。 |
どんなものに応用できるの?
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先輩からのメッセージ 私は、今話題の低燃費車の燃費をさらに良くする研 究を行っています。機械工学は車や飛行機などの機械につ いて学ぶ学問ですが、機械のことだけではなく、電気のこと や材料のことなど幅広く学んでいきます。大変そうですが、 一つ一つの繋がりがわかれば非常に面白い学問です。 |