【10/2開催】シーズ・研究紹介(ソーシャルデザイン工学科・松浦 真衣子)@ココプラ高知県産学官民連携センター

高知県 産学官民連携センター ココプラ で開催する「シーズ・研究内容紹介」では、高知県内5つの高等教育機関(高知大学、高知県立大学、高知工科大学、高知学園短期大学、高知工業高等専門学校)、公設試験研究機関等が持ち回りで、研究内容や取組等を紹介します。原則、隔週 水曜日 開催(原則18:30-20:00開催)。申込〆切は開催2日前の月曜日。

定員36名(無料)。どなたでも参加可能です。


新しいビジネスの種(シーズ)や、研究機関との交流の機会をお探しの企業の皆さま、ぜひこの機会にご参加ください。


お申し込みURL  https://www.kocopla.jp/info/dtl.php?ID=1414


日時:令和元年10月2日(水)18:30-20:00(PM6:30-PM8:00)


場所:高知県産学官民連携センター ココプラ

   780-8515 高知市永国寺町6番28号
  (高知県立大学・高知工科大学永国寺キャンパス 地域連携棟1階)

 

講師:高知工業高等専門学校 ソーシャルデザイン工学科 准教授 松浦 真衣子 氏


テーマ:ギリシャの言語的少数者ヴラーフから見る「民族」


テーマの概要(講師より):

現代のギリシャではギリシャ語が公用語とされていますが、長い歴史の中でヴラーフ語話者が多数存在します。1950年代まで、ヴラーフは独自の文化を持つ少数民族として認められていましたが、現代のギリシャ政府は彼らを民族として認めていません。それゆえ、公教育におけるヴラーフ語の授業も行われていないし、ヴラーフ語を介したメディアも存在しないのです。現代ギリシャではヴラーフ文化は消滅しつつあります。ですが、ギリシャのヴラーフ最大組織「ヴラーフ文化協会全ギリシャ連合」は、ヴラーフがEUのマイノリティ保護政策の対象になることを拒否しています。
なぜ、彼らはマイノリティとして扱われることを拒否するのでしょうか。ヴラーフの歴史や現状を考察することで、言語的マイノリティとは何か、また言語的マイノリティを保護するということは、当事者にとって何を意味するのかを考えます。

 

定員:36名


申し込み締め切り:令和元年9月30日(月)


  ※席に空きがある場合は当日でもご参加いただけますが、申し込みをされた方を優先させていただきます。可能な限り事前にお申し込みください。
  ※シーズ・研究内容紹介の申し込み締め切りは、開催2日前の月曜日です。

 

お問い合わせ先:高知県産学官民連携センター(ココプラ)

        TEL.088-821-7111  FAX.088-821-7112

 

第9回シーズ・研究内容紹介チラシ.pdf

 

 

地域連携   2019/09/19   企画係