令和8年1月24日(土)に開催された「re-KOSEN 最終報告会」において、本校ソーシャルデザイン工学科3年情報セキュリティコースの学生チームが活動成果の発表を行いました。本報告会は、中四国地区の高専生が地域課題に向き合い、高専ならではの専門性や技術力を活かした提案を行う実践型プログラムの集大成となるもので、選抜されたチームがこれまでの取組成果を報告しました。本校からも、授業や自主活動で培った知識・技術をもとに主体的に活動してきた学生チームが参加しました。
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| 参加の様子① |
本校学生チームは、高知市で約300年の歴史を有する日曜市をテーマに、来訪者と出店者をつなぐデジタルプラットフォーム「nicchyo(ニッチョ)」の開発に取り組みました。現地でのフィールドワークや関係者へのヒアリングを通じて、初めて訪れる人が感じる「どこから見ればよいのか分からない」「声をかけるのに勇気がいる」といった心理的な不安に着目し、それらを和らげる情報提供の在り方を検討しました。システム面では、位置情報を活用したマップ表示機能や、対話型AIによる案内機能などを実装し、利用者が安心して市を巡ることができる仕組みを構築しました。発表では、企画立案の背景、システム構成、設計上の工夫点、今後の展開構想について説明し、実際の画面を用いたデモンストレーションも行いました。質疑応答では技術的な質問や運用面に関する意見が寄せられ、学生たちは自らの考えをもとに丁寧に応答していました。
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| 参加の様子② |
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| 左から、片岡さん、北川さん、宮地さん、坂本さん |
【学生からのコメント】
「re-KOSEN」プロジェクトでリーダーを務めた片岡です。 もともと温めていた「日曜市デジタルマップ」のアイデアを形にするため、「どう開発を進めるべきか」という課題を解決したく、メンターの指導が受けられる本プロジェクトにチームで挑戦しました。
期間中は、Web開発やデザイン作業に打ち込むのはもちろん、実際に日曜市へ足を運んでアンケートを取ったり、高知市役所の方とお話ししたりと、教室の中だけでは得られない貴重な経験を積むことができました。 数々の課題に対してトライ&エラーを繰り返す日々でしたが、最終報告会で「触っていて楽しい」という声をいただけた時は、本当に嬉しかったです。
今後はいただいたアドバイスを活かし、さらなる機能改善や実証を重ねて、実際に日曜市で運用していけることを目指して開発を続けていきます。 これからも私たちの活動を温かく見守っていただけると幸いです。よろしくお願いします!
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| デジタルプラットフォーム「nicchyo(ニッチョ)」概要 | |
学生たちは、今後、今回の報告会でいただいた助言や評価を踏まえ、機能の改善や実証の機会を重ねながら、より実用性の高いシステムへと発展させていく予定です。
引き続き、本校学生たちの「日曜市デジタルマップ」プロジェクトへのご理解とご協力をどうぞよろしくお願いいたします。







