高知高専は、10月10日(金)と11月6日(木)、11月7日(金)、11月25日（火）に、総合的教養を深める南国市共催「高知高専　教養講座」を南国市日章福祉交流センターで行いました。

　今年は計５講座を開催し、担当教員の日頃の研究成果や、最近社会で話題になっていることを中心にわかりやすくお話しました。

　受講者の皆様は、それぞれ希望された歴史・哲学・文学等の講座に参加され、個々の教養を深めておられました。

　受講者の方からは、「小さな地名の大切さ、面白さに気づかされました。これから地名に注目していきたいと思います。」「仕事、結婚、子育てを実体験した80年代をタイムスリップした思いで感じることができました。」「『坊っちゃん』のイメージが大きく変わって、目からうろこ体験です。」「ドイツとの違いがおもしろく語られました。」「哲学、現象学・・・難しそうでしたが、分かりやすく、これからの生活（人生）に生かしたいです。」などのご感想をいただきました。

　それぞれの講座では、資料にメモを取ったり、積極的に講師に質問したり意見交換を行ったりするなど、熱心に受講する参加者の姿が見受けられました。

【講座の様子】

①歴史学で読み解く南国市の地名　講師：楠瀬 慶太准教授
②女性を取り巻く社会と文学～80年代を中心に～　講師：翁長 志保子准教授
③戦争と人間――愛国心の実像を問う――　講師：佐々木 正寿准教授
④夏目漱石『坊っちゃん』を読む　講師：藤本 秀平講師
⑤日本とドイツの文化を比べよう in English and Japanese  講師：ガイン デニス教授