平成28年1月12日(火)講師の腰塚勇人先生による「命の授業」の講演が、全学生、教職員、保護者を対象に本校で行われました。
腰塚先生は、「過去のスキーでの大事故をきっかけに人生が一転した。」と話し始めます。「入院中、不安や葛藤もあったが、それでも最後まで支えてくれた周りにいる身近な人たちのおかげで社会復帰することができた。身体の一部に障害を抱えているが、感謝と共に生きている。」と。その後、普段の生活の中で当たり前に感じていたことに対しての見方・考え方・感じ方が大きく変わり、「自分の命の使い方」を真剣に考えたそうです。そうして、「命の喜ぶ生き方」を具体的な行動に移すため、次の「5つの誓い」を自分との約束として立てたと言います。
「口」は、人を励ます言葉や感謝の言葉を言うために使おう。
「耳」は、人の言葉を最後まで聴くために使おう。
「目」は、人のよいところを見るために使おう。
「手足」は、人を助けるために使おう。
「心」は、人の痛みが分かるために使おう。
そして、最後に「皆さん『ドリー夢(ム)メーカー=夢を実現しようとする人、誰かの夢を知り応援しようとする人』になって下さい。」と力強く話されました。
「命」をテーマとしたこの講演は、命の大切さ、生きていることの素晴らしさ、家族や仲間の大切さなど、普段、どこか忘れている大切なことを改めて考えさせられる機会となりました。