高知高専は、12月7日(土)、公益社団法人 日本セラミックス協会教育委員会協賛のもと、公開講座「機能性セラミックスの体験実験教室in高知高専」を開催しました。
日 時 12月7日(土) 13:00~16:00
対 象 小学4年生~中学生
場 所 高知高専 C棟3階分析化学実験室
参加者数 15名
今回の講座では、本校ソーシャルデザイン工学科 安川雅啓教授が講師となり、工作や実験等のワークショップを通じて、機能性セラミックスの役割や特徴について講義を行いました。
まず、参加者と一緒に水和反応を利用した石こうマグネット作りに挑戦、思い思いにデコレーションしながら参加者の好みの形でマグネットを作成しました。
次に、零下196度まで冷却すると特徴的な性質を現す機能性セラミックスを利用して、超伝導の原理を使った磁石の浮遊実験を行いました。また、関係するセラミックスの構造模型を紙ねんどと爪楊枝を使って作成しました。
最後に、セラミックスの性質によって温度の差を利用し発電する熱電モジュールを用い、発電体験を行いました。発電した電気を使って風車付きのモーターやラジオ、オルゴールを動かし、熱電モジュールのすごさを体験しました。
受講者の方々からは、「素材や化学の分野に興味があったので、セラミックスについて詳しく知れたのがよかった」「石こうマグネットの作製がとくに楽しかったので、またやりたいと思いました」などのお声をいただき、楽しみながらセラミックスの機能について学ぶことができる大変有意義な講座となりました。
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講座の様子1 | 講座の様子2 |
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石こうマグネット作りの様子1 | 石こうマグネット作りの様子2 |
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構造模型作りの様子 | 超伝導実験の様子1 |
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超伝導実験の様子2 | 発電実験の様子 |