まちづくり・防災コースにて毎年開催している「建築設計講評会・講演会」を行いました。2023年2月18日(土)にキャリアデザインルームにて開催し、Googlemeetを活用した学生を対象としたオンライン配信を同時に行い、合計40名ほどの学生が参加しました。
講評者として、まちづくり・建築意匠・建築構造の各分野から3名の専門家にお越しいただきました。
木藤 亮太氏(株式会社ホーホゥ 代表取締役・株式会社油津応援団 専務取締役)
藤岡 史朗氏(藤岡史朗建築設計事務所 代表)
野田 紘司氏(高知県立林業大学校 講師)
今年度は事前に選ばれた3年生から3作品、4年生から2作品、5年生から2作品が発表し、各学年からそれぞれ1作品が優秀賞として選ばれました。
・3年生:山﨑れん「過ごしやすい家」
・4年生:堅田望夢、松田匠生、大串はな、門脇雄大「いのうえん」
・5年生:石井美緒「終のマチが紡ぐモノ」
講評会の様子
また講評会の後には、「実務家教員による最先端技術教育」の一環として建築分野として木藤亮太氏の講演会を行いました。九州を拠点に活動する木藤氏による、宮崎県油津商店街の活性化の手法や、福岡県那珂川市で取り組む地域文化の継承についてお話をお聞きしました。「まちづくり」の実践には、行政や地域の事業者、若者から年配者まで、多様な人々の協力が欠かせないこと、そして協力を得るための工夫やポイント、まちづくりに取り組む姿勢などについてお聞きしました。講演会終了後には木藤氏へ質問に来る学生が数多くあり、有意義な機会となりました。
木藤氏による講演会の様子