高知高専は、3月9日(土)に、文学散歩 第三弾「秋水と暁のふるさとを歩く」の公開講座を開催しました。
(共催:四万十市教育委員会 、後援:黒潮町教育委員会、上林暁文学館、 協力:高知県立文学館)
第三弾となった今回の講座では、黒潮町出身の作家・上林暁と、四万十市出身の幸徳秋水に焦点を置き、その営みの原点を探りました。
高知高専ソーシャルデザイン工学科の佐藤元紀講師、北山めぐみ助教による解説のほか、四万十市教育委員会の川村様や、上林暁文学館館長の松本様、
上林暁の甥である野並様からの説明も交え、両者が幼い頃を過ごした四万十市中村、黒潮町大方周辺を資料とともに散策しました。
文学散歩講座の散策では、四万十市郷土博物館をスタートし、記念碑や文学碑を巡り四万十市の碁盤の目状の町割りを一望しました。
途中お昼休憩では、昭和初期建造の笹岡旅館にて暁の好物と言われるぼた餅入りのお弁当をいただき体を休めました。
そして、バス移動を交えながら散策を楽しみ、上林暁生家などを見学し蛎瀬川沿いを通って最終目的地の上林暁文学館へと向かいました。
全行程の内、歩行距離は約4キロとなりました。
参加者からは、非日常を満喫できた、自分たちでは出来ない「歩いて風景を感じながら作家に触れる」ことができた、今後作品を読む上で参考になった、などの
声をいただき、幡多地区の文化や歴史を興味深く学び、本講座の共通テーマである「日頃見慣れた土地を再発見し、高知の新たな魅力に気付く」ことができた
有意義な講座となりました。
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